外遊帳 2008 冬

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3月30日(日) 雁を探しに

今日は雁ウオッチングに出かけた。
十勝にはヒシクイという雁が一番たくさん飛来し、その次に多いのがマガンだ。
この2種類で全体のほとんど全てなのだが、そこにハクガンがここ数年いつも何羽か飛来している。
何千羽といる雁の中で数羽の別種の雁を探すのは難しいのだが、ハクガンだけは色が真っ白なので比較的簡単に見つかる。
後は、シジュウカラガンやサカツラガン、カリガネといった雁が、ちょろちょろ来たり来なかったりという状況なのだが、こちらは遠目で見ても区別などつかないので、発見するためには、群れを見つけるたびに双眼鏡で眺めて一羽ずつ識別していくという、なんとも日本野鳥の会っぽい地道且つ地味な作業が必要になるのだ。

で、今回それをしてきたのだが、意外にそれが宝探しゲームのようで楽しい作業だと言うことが分かった。
まあ、そのうち目がチカチカし、目をつぶると無数の雁がまぶたの裏に映るようになってしまうのではあるが。

嘴が黒いのが、ヒシクイ。 嘴の根元が白いのがマガン。ヒシクイより小さい。

結局、珍しい雁は発見できなかった。
ヒシクイとマガンのほかには、山盛りのオオワシとオジロワシ、タンチョウを見た。ワシたちは雁の群れの近くに集まっていたが、あのスピードで雁を狩ることはできるのだろうか。
ヒバリがあちらこちらでさえずりはじめ、アオサギが巣材をくわえて飛んでいた。春だねえ。


アオサギも恋の季節です。


3月26日(水) でかいのが釣れた。

25日の早朝、キレンジャクが来ないと言っていたら、やっと1日だけ群れが寄ったようで、ほとんど実のないナナカマドに集まっていた。木の下にツグミが落とした実があるのだが、それを食べているのだ。
おそいよ!と思いつつ、出勤前に1時間ほど写真を撮った。



明けて26日、久しぶりに釣りだ。
単独で行くつもりだったけれど、まつさんと同行することになってしまった。
朝5時近くまで呑んでいて、9時ごろ起きるとまつさんから『向かってます』とのメールが入っていた。
誰かと一緒に行くつもりはなかったのだけれど。
まあけれど、寝不足と二日酔いだったので、運転手をしてくれるのは嬉しい。
運転してたら酒気帯びだ。


二つ目のポイントは初めて入るポイントだった。

最初のポイントを早々に切り上げ、二つ目のポイントに着く。時刻は正午ごろ。
下流域だったので濁っているかと思ったが、予想に反して水の色はいい。時折ライズも見られる。
始めて程なくアタリがあり、魚が掛かった。
それほど苦労なく足もとまで寄ってきたが、そこで底に潜り込み浮いてこない。
「ん?でかいか。」
足場が少し高かったので、あまりでかいと抜き上げられない。
まつさんにネットを持ってきているかと聞くと、車にあると言う。
「60pくらいかなあ。」
先日HiroshiさんのHPで、ここのアメマスが時期にしては随分コンディションが良いという内容を読んだばかりなので、少しぐらい強くても驚かない。
「Hiroshiさんの言うとおりだ」
などと思いながら、久しぶりの魚の引きを楽しんだ。
多少あおっても魚体を現さず、すこし強引に引くと抵抗してドラグを鳴らす。
相変わらず足もとに潜ったまま浮いてこない。
しばらくやり取りをした後、やっとチラッと見えた魚体は予想より大きく、60pを超えているのが分かった。
「まつさん、やっぱネット頼むわ。60はいってるね。
そのまますぐに再び姿が見えなくなった魚は、ダッシュなどせず、ゆっくりと底へ底へと潜っていく。
無理に寄せると危険なので、まつさんにネットを取りに行ってもらっている間、じっくりと弱らせることにした。
強引に引くと暴れるけれど、圧力を加えないと弱らないので、その加減が難しい。
暴れないギリギリの所でプレッシャーを掛け続ける。

まつさんが到着し、取り込みに入る。
随分時間をかけた筈だが、寄せに入るとまだ余力があり、2度ほどラインを出される。
3度目に無事ネットに入り、取り込みに成功した。水中で見るよりさらにでかく見えた。
プライヤーでフックを外している間に、アメマスの尾鰭が私の上腕部を何度か叩いた。
人間の手のひらで強めに突っ込みを入れられているぐらいの重さが腕に伝わった。
ネットに入って多少折り曲がっている状態で、まつさんがメジャーを当てた。
「まあきちさん、これ70pいってるわ。」


18gのスプーンが随分小さく見える。


長さだけでなく、太さも申し分ない。

写真を撮った後、計測してもらった。76pあった。
レコードサイズだったし、魚体もこの時期としては十分に太く美しかった。
ものすごく嬉しかったが、「うん。でかいね。」とシブイ感じでまつさんと会話を交わした。
と言っても、ダンディズムを気取っているわけではなく、単に二日酔いで、はしゃぐことができなかっただけだ。
その後、何度かポイントを変えたが、結局この1尾だけの釣果だった。

恒例の春アメマスに行く暇が取れず(1ヶ月半も遊んでないんだぜ)、きっと今シーズン最初で最後の春アメ釣りだと思っての釣行だった。その釣りで1尾しか釣れなかった。そして、その1尾がこのサイズだ。
こんなものは単なる偶然なのだけれど、不思議なものを感じてしまうなあ。



2月16日(土) 娘が腹をこわした。

数日前から娘が腹をこわした。風邪の菌が入ったのか、お腹が痛いとずーっと言っている。
熱もないし、食欲もあるのだが、普段健康なだけに少し心配だ。
木曜日の夜などは、1時間ごとに起きてトイレに行っていた。
明け方、妻と娘の会話で目が覚める。時計を見ると、私が普段起きる1時間ほど前だ。
「おなかいたいよー。」
「うん。今日は保育所やすも。家でゆっくりしてたら治るよ。」
「土曜日までに治ってくれないと、困るの。だって、パパと出かける約束したんだもん。」
とべそをかいている。

娘と出かけると言っても、なんのことはない。職場のイベントが子連れでもOKだというので、ためしに「いっしょに行くか?」と誘ってみただけの話だ。たいして面白くもないイベントだが、私としては仕事と家族サービスを同時に済ませられるので好都合、日曜日は一人でどっかに遊びに行ってやろうという魂胆であった。
しかし、そのやましい魂胆のイベントを娘は毎日指折り数えて楽しみにしていたのだ。

土曜日当日、結局腹痛は治らず、娘はおいて行かざるを得なくなった。
娘は、「行きたかったよぉ」と、しくしく泣いた。
どうも胸が痛むので、夕飯は何でもリクエスト通りのものを作ってやると約束した。
娘は、ガーリックライスおにぎりとワンタン鍋をリクエストした。
仕事帰りにワンタンの皮と鶏挽肉、それと韮などを買った。
明日おなかが痛くても一緒に遊べるように、トトロのジグソーパズルも買った。
すでに日曜日に一人で遊びに行く気はなくなっていた。


娘がワンタンを包み、私がタレを作る。
ワンタンの中身は鶏だけだ。
ポン酢も好きだけど、ラー油を使った「まあきち特製ダレ」もワンタンによく合う。


餃子も鍋に入れることがあったが、ワンタンの方が鍋には合うと思う。
普段は本物のビールは買わないが、今日は奮発して、エビスを1本だけ買っちゃった。
娘のリクエストを作ってるんだか、自分のビールのつまみを作ってるんだか途中からわからなくなったけど、まあ、それはいつものことだ。

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ところで、今年のバレンタインデー。仕事を終え、家に帰ったら、妻がワインをプレゼントしてくれた。
高いワインではないと言っていたが、いつも飲む500円くらいのワインよりずっと美味しい。
オマケにビーフシチューまで作ってくれていた。
甘いものが苦手な私のために、ワイン。ムフフ。


うみゃーのなんのって、あなた。最高ですわ。

娘は、絵をプレゼントしてくれた。


泣かせるぜ、娘。なんの動物を描いたかはわからないがな。

2月10日(日) 撮影練習

昨夜の宴会明け、スズメやカモで撮影の練習をしようと外に出た。
家の前のナナカマドには2年前にたくさんキレンジャクが来ていた。
昨年は秋に吹いた強い風で、実がたくさん落ちてしまい、鳥はやってこなかった。
そして今年、たわわに実ったナナカマドに期待したが、レンジャクが来る前に、ツグミが全て食べつくしてしまった。


ナナカマドを全て食べてしまった犯人

カモ達でピント合わせの練習をした。
ヒドリガモはかわいくてスキ キンクロハジロ。ネグセが特徴。
ホオジロガモは、よくこんな格好をする 目の真っ赤なホシハジロ
ミコアイサ。美しいカモだ。 マガモのカップルに珍しいのが割り込んだ

その他に、コガモやカワアイサ、ヨシガモ、アメリカヒドリなどたくさんのカモに出会うことができた。



次の日、用事を終わらせて車を走らせているときに偶然見つけた。オオマシコ。


2月9日(土 夜の部) 恒例になりつつあるなあ

昼間釣ったワカサギとサクラマスは「まあきち亭」に持ち込まれ、空揚げと塩焼きと刺身になった。
みっしーさんもよんで、4人で楽しく食べ呑み放題だ。当日のまあきち亭メニューを写真と共に紹介する。


空揚げは最高だ。やはり釣りたてはめちゃくちゃおいしい。
ワカサギの後ろにみえている焼酎は、「銀座のすずめ琥珀」という大分麦焼酎だ。
私は焼酎をこれまであんまり呑んで来なかった(安いのは浴びるほど呑んで来たけど)のだが、これからは色々試してみようと思った。今回の焼酎は、ウイスキーのような薫りのする焼酎だった。美味かった。
右はキンゾーさんリクエストのカツオだ。下にしいてあるのは水菜。
大葉と小ネギをちらし、しょうがとニンニクのみじん切りを入れたポン酢をまわしかけて食べる。


左は定番になるつつあるガーリックライスおにぎり。バターとにんにくで飯を炒め、塩コショウ醤油の味付けをしておにぎりにする。食べる直前にテーブルでのりを巻いてもらうのがポイントだ。
右は鶏モツの味噌煮込み。大学の時に蒲田の居酒屋で食べた煮込みが忘れられず、こんな味だったかなあと記憶をたどりながら作った。赤だしと白味噌を合わせてみたが、まあまあかな。


とにかく美味かったのが、左のサクラマスの刺身。
まつさんもキンゾーさんも掛けたけどバラシてしまったんだよな。
味を知るともったいなさ倍増だ。あと、2匹食べたかったなあ。
右はワカサギの塩焼き。私はワカサギの塩焼きが大好きだ。

他にも、サクラマスのアラ汁や、ソイのコブ締め、そのコブに自家製梅干とゴマを加えた和え物なども出したけど、写真を撮らなかった。いろいろ作ってみるけど、釣りたてのワカサギの天ぷらやサクラマスの刺身、アラ汁にはどれも敵わない。やはり、素材は重要だな。

今回お集まりの皆さん、ご堪能板だけましたか?またのご来店をお待ちしております。


2月9日(土 昼の部) ワカサギ釣り

今季2度目のワカサギ釣りだが、きっとこの日が今シーズンラストだと思う。


日の出前にポイントに着く

テントをたて、釣り始めてから、アタリが止まることは殆どなく、1時に止めるまでに190匹ほど釣れた。
他の釣り人が全く釣れていない中で、この釣果は十分であろう。サイズもなかなかだった。
キンゾーさんは300弱、途中から合流したまつさんも、2,3匹は釣っていたようだ。
嬉しかったのはサクラマスが釣れたことだ。


ワカサギをたくさん食べているのか、丸々と太っていた。


カップ麺に入っているネギを付けたら、それにも食いついた。

帰りには温泉に寄った。これから帰ってウチで宴会だ!


2月3日(日) 万年さんと鳥見に行った。

キハダマグロがグラム100だったので午前中に買い、昆布と醤油と酒と味醂につけヅケにした。ついでに真鯛も安かったので昆布締めにしようとごちゃごちゃやっているときに玄関のチャイムがなった。万年さんだ。

今日は、万年坊主さんと鳥を見に行った。
ネット上で知り会ってから何年経っての「初めまして」だろう。
過去のメールを見ると2001年が一番古いのでその頃なのだろうと思う。
インターネット上の付き合いとは不思議なものだなあと感じる。

昼頃から出発し、危うく鳥坊主を喰らう寸前に、チョウゲンボウに出会った。
キチンと写真を撮ったことのない鳥に近い距離で出会えたのでとても満足だ。
まあ、今日は万年さんと出会え、車中でたくさん話ができたことでほぼ満足していたのではあるけどね。
同じ場所で、ベニヒワの小さな群れも見ることができた。
風のない、最近では珍しいくらい暖かい午後、いい休日を過ごせた。
また、一緒に遊んで欲しいなあ。


猛禽としては、随分かわいい顔をしていると思う。


ベニヒワの小さな群れにも出会えた


帰ってから、マグロのヅケで純米酒を呑んだ。旨い!



1月26日(土) 今季 初ワカサギ

11月の「柱事件」以来付き合いを遠慮させていただいたまつさんだが、そろそろ許してやっても良いかなと思い、ワカサギ釣りに誘った。誘った時点で失敗したかなと少し後悔していたけどね。


晴天だが、−20℃にはなっていると思う。

ついた頃はそこそこ順調だったが、しばらくするとアタリが遠のき、たまに数匹の群れが来るという感じだった。
どうもバラシが多くてヘンだなあと思っていたら、スレ針の仕掛けを使っていた。
「ワカサギごとき何でもいいべや」と、タックルボックスの一番上にある仕掛けを結んだのだが、これが間違いであった。ワゴンセールの格安50円仕掛けなので文句は言えないが、リリース前提の釣りでないのにスレ針はないだろう。まあ、きっと、網走湖のような爆釣浅場釣り場で手返し良くつるためのものなのだろう。

50匹は釣ったが、100匹は釣っていないというくらいの釣果で昼過ぎに釣りを止めた。
8時から1時までやったので、1時間に10数尾ということになる。
少ないけれど、家でその日に食べるだけならこのくらいで良いかも知れない。

まつさんは、「しっかり食うまであげてはいけない」という独自の釣法でアワせないので、私よりも更に貧果だ。
「あわせないと釣れないよ」とアドバイスしても、「いや、今の魚は小さくて針がかりしないんです」と言い張る。
まあすぐに釣り上げることをせず、ただ1匹遊びに来ているワカサギで、10分20分遊べるのだから、そういう意味では効率的かもしれない。全然釣っていないくせに、私のバケツにワカサギを放り込み、「今のところ6:4でボクの方が釣ってますね」などと言う。

テントのジッパーが壊れていて、晴天無風の外よりも寒いテント内で穴も凍るほどだ。
快適とはいい難いが、アホ話をしながらなので楽しい釣りではあった。
ほっとけメソッドに代わる新メソッド、「たるませメソッド」がかなり有効なこともわかったことが最大の収穫だ。

今回のワカサギは、妻のばーちゃんに揚げてもらったが、私が揚げるより確実に美味かった。牛乳で洗ってから揚げたと言っていたが、味の違いはそれだけではないのだろうな。


5時間釣って、これだけ。

次の日、キンゾーさんから連絡が入った。400匹も釣ったそうな。まあ、想定内の釣果だわな。あの人の場合。

1月19、20日 新システムでの試し撮り

2日間、本格的に写真を撮ろうと、海岸線から山奥まであちこち行って写真を撮った。
海岸部では、念願のベニヒワを近くで撮れたが、その他にはこれといった収穫は無かった。
バッテリーのもち具合だとか、照準器を使っての導入、液晶での見え方と実際に撮った場合の感覚の違いなどを確かめながら撮影した。

新規開拓をしようと行ってみた山で、きつつき類がたくさんあつまっている場所を見つけたが、アカゲラ、コアカゲラ、コゲラ、ヤマゲラは見られたが、期待したクマゲラやオオアカゲラは見つけられなかった。また行きも帰りもいくつかの場所でベニヒワの群れに出会ったが、吹雪いていたり(平野部は快晴だったのに!)、光線の具合が悪かったりして、撮影には適さなかった。ベニヒワという鳥は、年によって飛来数が大きく違うそうだが、いくつかのサイトの情報通り、今年は当たり年らしく、海岸部でも山沿いでもあちらこちらで大きな群れに遭遇している。


工事現場にたくさんいたが、コチョウゲンボウに襲われ、散ってしまった。


鳶にコミミズクが襲い掛かった。


清水にいた、ベニヒワの群れ


1月18日(金) 新デジスコシステム

前回更新でデジカメのことを少し書いたが、結局新しいデジカメを購入し、それに伴ってアダプターやバッテリー、メディア、照準器など諸々新しくした。計11万円。デカイ出費だが、ここ数年がまんしていたので、必要経費と踏ん切りをつけた。望遠レンズを買って、鳥を大きく撮ろうと思ったら、50万〜100万くらいの出費を覚悟しなければならないので、デジスコ(デジタルカメラをフィールドスコープに接続するシステム)はまだこれでも安上がりなのだ。

この日、新機材が届いたので、2時間くらいしか時間が無かったが、近くを徘徊し、試し撮りをしてみた。
そんなときに限って鳥がなかなか見つからなかったが、タイムアップ寸前にオオマシコの群れがいてラッキーであった。すぐに飛んで言ってしまったが、デジカメの性能は各段にあがっていることがわかったので満足だ。


知らない人が見ると、物物しいシステムに見えるだろうな

前のデジカメはクールピクスの4300で、今回はIXY2000だ。
良く撮れたときの画像はE4300でも新デジカメでもあまり変わらない。プリントアウトせずパソコン上で眺めるだけなら全く違いはわからない。けれど、使いやすさは随分と変わり、科学は進歩しているのだなあと感じる。
最も違うのは連写性能だ。E4300では、全く連写はできなかったので、1枚撮ったら、書込み時間を待たねばならなかった。鳥を相手にしてソレは命取りで、1,2枚撮っていたらバイバイということがこれまで結構あったのだが、これからは、何枚も撮った中でいい写真を選ぶことができるだろう。デジスコというのは、100枚撮っても、使える写真は数枚しかないという効率の悪い世界なので、歩留まりというのはとても大きなファクターなのだ。さらに液晶の見易さや起動の速さ、その他色々なところを総合すると、新しいシステムは格段に使いやすい。それを生かせるかは腕や運次第なのだが、撮影のストレスが減ったことは何より嬉しい。
問題は、IXY2000で撮った画像が1枚につき、だいたい4MBもあるということで、これには参った。
私が通常使っているパソコンのスペックではコレはかなりキツイ。
もしも、パソコンも新しくするとすると、さらに金がかかってしまう。


ヒドイ写真だが、試し鳥最初の鳥がオオマシコというのは幸先が良いと思う。


1月5日(土) もう一度コミミズク

風がなく天気が良いので、写真撮影にはもってこいだ。
午前中は小鳥を探してウロウロしたが、群れだと思ったらカワラヒワだったり、スズメだったりと、お目当てにはなかなか出会えない。おっ!ベニヒワいた!と思ったら遠かったり、車を止めて写真を撮っている人がいたりして、いたらいたで撮影は難しいものだ。

コチョウゲンボウ、オオタカ、ハイイロチュウヒなどの猛禽も飛んでいるのだが、私の撮影機材ではどうしようもない。一応、安物ズームレンズで狙ってみるのだが、ピンボケゴマツブ写真の山を量産するばかりである。
コミミズクは夕方から飛び始めることが多いのだが、餌が少ないのか昼過ぎにはあちらこちらで舞い始めた。

追っかけてもいい写真は撮れないのだからと、今回はコミミズクが止まりそうな杭を一本決めて、そこにカメラを向けて待ち伏せすることにした。ちょうど陽が斜めから当たり、止まればいい感じになるはずだ。
お茶を飲み、おにぎりを食べていると、背後からコミミズクがスーッと飛んできて、杭にフワッと止まった。
待ち始めてからわずか5分かそこらだと思う。いい写真が撮れたのは嬉しいが、デジカメの外部バッテリー(外部バッテリー以外のバッテリーはない)が壊れてしまった。冬場は鳥の撮影をしないと、遊びの7,8割がなくなっちゃうことになる。
おまけに買ったばかりの車(中古だけど)も一部壊してしまった。
おまけに、暮れに娘とソリ遊びをしてから、足の調子が悪い。何もしなくてもズキズキうずく。
気持ちも体も車もへこむ新年である。


ハイイロチュウヒはメスはハイイロじゃない。地味。


コミミズクは、体に比べて羽が異様に長い。


杭にデジスコをセットして、待っていたらすぐに来たよ。


1月4日(金) コミミズクに出会えたよ

妻と娘は正月休みだと行って実家に帰っているので、ここ数日は全くのフリーだ。
昨日はマンガ喫茶にありえないほど居座ってしまった。うーむ、久しぶりに貪り読んだなあ。

それでも早起きして、鳥を見に出発できるのだから、すごいものだ。
仕事のある日は「あと、5分寝たい」と毎日思うのだが。

オオワシとオジロワシが山盛のり木も発見したし、コミミズクにも会えたし、100羽くらいのベニヒワの群れも見たし、カシラダカもたくさんいたし、コチョウゲンボウもハイイロチュウヒも見たし、なかなか良い1日だった。
日が高くなるにつれ風が強くなったので撮影には適さなかったが、それでも何枚かコミミズクの写真を撮れたのでよしとしよう。
今日は、コミミの写真を多めに。